世界では25億もの人がトイレのない生活をしている
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世界では25億もの人がトイレのない生活をしている

人間が人生の3年もの時間を過ごしていると言われているトイレ。

しかしながら、世界に目を向けると、
人口のおよそ3分の1の25億の人々が
衛生的で安全なトイレのある生活を送れていない。

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世界のトイレの現状

イギリスの慈善団体「ウォーターエイド」のデータでは、
トイレのない地域はそのほとんどが
アフリカのサハラ砂漠以南、アジアの国々に集中している。

さらには、アジアの人口の半分以上が、不衛生な環境にあるという。

この地域の住民たちは、
地面や川、道路わきなどの屋外、不衛生な施設で用を足している。

インドのマディヤプラデシュ州のスラム街では、
住民は、近くの丘に登って用を足しており、
女性などはプライバシーが守られないので、夜まで待たなければならない。

年配の人にはきついし、
成人女性にいたっては、性的暴行を受ける危険性がある。


世界トイレの日

今年の11月19日の世界トイレの日には、
特に女性の危険性について、スポットが当てられた。

女性は感染症の危険に加えて、
性的嫌がらせや暴行の危険にもさらされる。


モザンビークのある町では、
15分ほどの、橋を渡った先にある茂みまで行かなければならない。

夜間はとても危険で、女性や子供が殺害されたり
女性がレイプされることも、しばしばという。


衛生面の問題

衛生面の問題も深刻で、
排泄物を処理する下水施設がなければ、
コレラや腸チフスの感染の恐れも高まる。

世界では不衛生な環境が原因で死亡する人が270万人に上る。
(国連の統計による)

下痢性の病気で亡くなる幼児の数は、
エイズ、マラリア、はしかによってなくなる人よりも多い。

5歳未満の幼児の死因として、2番目に多い。
(世界保健機構の統計による)


世界銀行の推計によると、
衛生問題の代償は、アフリカ諸国で55億ドル、
インドになると538億にもなるという。

世界トイレの日を推進する団体の話では、
トイレなどの衛生設備の建設は、コストに対する効果が高く、
1ドル当たり5ドルの投資効果があるという。


世界のトイレ危機の解決には、
強力な政治的リーダーシップ衛生インフラと教育への投資にかかっている。


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